
氷河期の終わり頃、今から1万2千年くらい前のこと、氷河で繋がっていたベーリング海峡を超え、アジアからアメリカ新大陸へと渡った人々がいました。彼らは南へ南へと移り住み、ついには南米大陸へ到着します。 それが南米先住民の祖先です。やがて彼らは、13世紀から16世紀にかけてインカ帝国を築きますが、高地の厳しい自然を生き抜くために一役買ったのが、なんと「イモ」だったのです。
彼らはイモを栽培して食用にする一方、病気の治療や予防にも用いました。紀元前2千年前頃に栽培が始まったとされる白甘藷(しろかんしょ)類は、神秘の植物として人々の健康を大いに支えたと言われています。
白甘藷は、現在も南米の各地で栽培されていますが、その中でもとくに珍重されているのが、ブラジル原産の「カイアポイモ」です。
原産地であるブラジルでは、古くから経験的に認められてきたカイアポイモの健康効果ですが、昭和56年に日本で初めてその健康効果に着眼した富士産業は、研究所における科学的な検証をすすめていく中で、カイアポイモに含まれる特徴的な健康成分を明らかにしました。
カイアポイモには、他のイモ類には見られない、特徴的な健康成分が含まれていることがわかりました。それが、CAFとよばれる酸可溶性糖蛋白です。これはカイアポイモの皮に近い部分に多く含まれる成分で、糖値を支える働きがあると考えられています。
その他にも、サツマイモなどのイモ類には、米飯の約18倍ものカリウムが含まれていますが、カイアポイモの含有率はその中でもトップクラス。健康を維持するためのビタミン類やミネラル類はもちろん、今話題の微量ミネラル類や食物繊維なども実にバランスよく含んでいます。
タンパク質 |
5.2g |
|---|---|
糖質 |
78.3g |
食物繊維 |
11.0g |
サイアミン(ビタミンB1) |
0.30mg |
ビタミンB6 |
1.24mg |
総アスコルビン酸(ビタミンC) |
41mg |
ビタミンK1 |
13μg |
葉酸 |
31μg |
ビオチン |
15.4μg |
リン |
223mg |
カリウム |
1930mg |
亜鉛 |
1.04mg |
銅 |
0.55mg |
(乾燥物100g中) |
|
エネルギー |
341kcal |
|---|---|
脂質 |
0.8g |
ナトリウム |
14mg |
灰分 |
4.1g |
リボフラビン(ビタミンB2) |
0.13mg |
ビタミンB12 |
0.04μg |
総トコフェロール(ビタミンE) |
1.8mg |
ナイアシン |
3.95mg |
パントテン酸 |
2.45mg |
カルシウム |
157mg |
鉄 |
1.94mg |
マグネシウム |
70.2mg |
マンガン |
1.40mg |
水分 |
1.4g |
日本食品分析センター調べ


成長期のカイアポイモの若葉には、食物繊維やカリウム、カルシウムをはじめ、現代人の食事に不足しがちの栄養素がたっぷりと含まれています。