研究員奮闘記
晩春の花々 2025.05.09
皆様はGWをどのように過ごされましたか?
私はこの連休に、親子で香川県内の山に植物観察に行ってきました。
低山でも北側の稜線沿いでは、風も冷たくまだ花もあまり咲いておらず、
平地との環境の違いを実感しました。
そのため、行き帰りに見かけた花々も紹介いたします。

①フデリンドウ
今回はつぼみでしたが、場所によってはこの時期に青紫色の美しい花が見られます。
日当たりのよい場所を好み、林道沿い等によく見られます。

②ウバユリ
この画像は昨年の花が種をつけてから枯れた後、種が無くなり
古い花が残ったまま、春に新しい葉が出てきている状態です。
若芽や鱗茎は食べられますが、イノシシやシカによる獣害や人による採取で
減少気味とのことです。
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③ハリエンジュ(ニセアカシア)
この時期に、あちらこちらの山や河川敷で白い花をつけています。
マメ科の樹木でやせた土地でもよく育つので、砂防治山工事後の
緑化樹木としてもよく用いられてきました。
蜜源としても重要で、多くの国産はちみつがハリエンジュ由来です。
撮影時にも多数のミツバチが集まっていました。
しかし、有毒で食べることはできません。

④ノイバラ
様々な環境で広くみられる野生のバラで、
山で藪に分け入る際はとげが引っかかるので、少し困ることもあります。
ちなみに果実は、漢方薬としても使われており
瀉下薬(便秘薬、下剤)、利尿薬の効能があります。

⑤ツルニチニチソウ
元々は園芸用として日本に入ってきた植物ですが、
繁殖力が高くしばしば野生化しているものを見かけます。
この時期に紫色の花を咲かせます。
いかがでしょうか。暖かくなり野花の観察に最適な時期となりました。
散歩の途中などで見かけたらぜひ観察してみてください。

