自然に学ぶ研究通信

研究員奮闘記

5月病にご注意を 2026.05.08

 ゴールデンウィークがあけましたね。心と体がリフレッシュできた人もいれば、旅行やレジャーの疲れが出ている人、連休中の不摂生で生活リズムが崩れてしまった人、4月からの新生活の緊張の糸が切れてしまった人などなど、多くの方がいらっしゃると思います。この季節に起こる心や体の不調を“5月病”と呼ぶことがありますが、皆さんは何か不調を感じていませんか?今日はそんな5月病を東洋医学の視点から考えてみました。
 東洋医学の考え方のなかに、【五行説】という概念(下図参照)があります。「万物は5種類の要素(木・火・土・金・水)から成り立っている」という教えで、互いに影響を与え合っています。例えば、水は木を育て(強め)ますが、火は消し(弱め)ます。それぞれを相生(そうせい)、相克(そうこく)の関係といいます。

 春は「木」の季節とされ、温かい気が入ってくることによって気が上衝して精神不安やのぼせを発症しやすくなるといわれています。これが5月病に関係しているともいわれています。臓器のなかでは「肝」に影響するといわれ、肝機能の高ぶりにより、血が汚れて瘀血(おけつ)の状態になることが多いようです。
 そんなときにお勧めな対策は、梅干しなどの酸味のある食べ物で唾液などの分泌を高めつつ、菜の花や春キャベツ、クレソンなどの旬の野菜を取り入れることで解毒を助け、肝機能をサポートしてあげることだそうです。皆さんも先人の知恵をうまく取り入れながら心身の健康を維持していきましょう!