自然に学ぶ研究通信

健康商品開発便り

生涯勉強! 2023.06.12

みなさん、「リカレント教育」って聞いたことありますか?
リカレント教育とは、学校教育から離れた後も生涯にわたって学び続け、必要に応じて就労と学習を交互に繰り返すことを指します。 リカレント(recurrent)は「循環する」といった意味があるようです。


と、少し背伸びしたことを言いましたが、食品開発の仕事をしている私にとってはおもいっきり業務上のスキルアップ研修です。先日、香川大学さんで開催された食品加工セミナーに参加させていただきましたが、これまではサプリメント形態の食品を開発することが多かった私には、これは面白い!と感じることが多くあり、大変勉強になりました。

面白かった実習例を1つ挙げます。
紙コップに赤シール、青シールが貼られた2つの“ある飲料”が出されました。
次に、受講生10人を2グループ(A、B)に分け、
・Aグループは、「赤シール➡青シール」の順番、
・Bグループは、「青シール➡赤シール」の順番である飲料を飲みました。

さて、先に飲んだ飲料のうち、味を濃く感じたのはどちらのグループでしょうか?・・・


答えは、どちらのグループも(全員が)、後から飲んだ飲料の方が味が濃いと感じたでした。

そう、これはみなさんも聞かれたことがあるかもしれませんが、『出汁の相乗効果』という現象です。
実は赤シールの飲料は、昆布出汁などに入っている「グルタミン酸ナトリウム」を溶かした溶液で、青シールの飲料は、かつお出汁などに入っている「イノシン酸ナトリウム」を溶かした溶液でした。
どちらのグループも、先に飲んだ飲料が少し舌の上に残っていたため、後から飲んだ飲料との間で「相乗効果」が生まれた結果ですね!
みなさんも、こういった仕組みをうまく活用して、減塩に挑戦しましょう!!