健康商品開発便り
農産物加工の難しさ 2025.01.31
今日はみんな大好き(?)な「にんにく」をベースに農産物加工の難しさのお話をしようと思います。
富士産業にはにんにくの産地である青森県の田子町に工場がありまして、そこで生のにんにくから
エキスやエキス末など色々な加工品を製造しています。にんにくはレタスやトマトのように屋内の
植物工場で生産される農産物ではなく、日光や雨、風、時には虫など、様々な環境変化が生じる
畑から採れてくる農産物になりますので、時にはこんなものも紛れ込んできます。
この写真の乾燥した窪みはにんにくの表面にできた傷で、固く皮のようになっています。
これが加工後の製品の混じってしまうと異物や色の変化などの製品トラブルの原因になってしまうため、
加工中にふるいやフィルターなどを通すことによってこれを除去する工程が必要です。

今回は最終的にエキス末の加工品でしたので、にんにくのエキスを濾し取る際にふるいで
この固い部分を取り除くことができました。
しかし、ものによってはふるいの目を通り抜けてしまうものもあるかもしれません。
その場合も考えて、実際はその後の工程で更なる除去工程も用意するなど、
より安心な製品を作るために様々な対応を行っています。
農産物は自然の恵みであり、味や成分、食感など素晴らしい価値を提供してくれますが、
保存がきかなかったり、生では食べられなかったりと不便な部分もある上、不均一であることは避けて通れません。
その不便さ・不均一さを乗り越えることが、農産物加工の難しさであり、開発担当者の腕の見せ所ではないかと考えています。
これからも引き続き自然の恵みと向き合って頑張っていきます!

