自然に学ぶ研究通信

研究員奮闘記

女性のインサイト 2026.03.19

先日、女性のインサイトセミナーを受講しました。
商品開発において、「誰がどのように選ぶのか」を理解することはとても重要です。その中でも、女性向けの商品を扱うことが多い私たちにとって、女性のインサイト(本音や価値観)の分析は欠かせません。
商品を購入する際、男性は、機能やスペックを比較しながら「合理的・戦略的」に選ぶ傾向があるのに対し、女性は、「共感」や「安心感」、「好き・心地よい」といった感情を大切にしながら、情緒的に選ぶ傾向があります。
もちろん個人差はありますが、女性の購買には「納得感」と「安心感」が深く関わっているのが特徴です。
最近は、インターネットやSNSにより情報量が格段に増えたことも購買行動に大きく影響しています。そもそも溢れかえる情報の中、消費者は必要な情報以外はシャットダウンします。信頼でき安心できる情報しか見ないという状況になっているようです。「良さそう」という情報だけでは選ばれにくくなり、「安心・安全」「信頼できる」というものでなければ、“小さな安全圏”の内側にすら入ることができません。

「安心感」は多くの場合、第三者の評価です。たとえば、実際に使った人の口コミやレビュー、ランキングサイトの評価。または家族や友人など身近な人からのおすすめ。さらに、医師や専門家などの信頼できる立場からの推薦も、大きな後押しになります。こうした「信頼」があって初めて、商品は選ばれる土台に立つことができるのです。

 セミナーを聴講しながらふと思ったのですが、「信頼できる相談相手」がAIになりつつある昨今。そうなると、私たちはAIに選ばれる商品づくりをする必要があるということでは…?人間だけではなく、AI対策が必要になってくる時代なのかもしれません。
 引き続き市場の動きに敏感に、選ばれる商品づくりを目指していきます!