自然に学ぶ研究通信

健康商品開発便り

“棒倒しゲーム”はサプリメント開発の基礎だった⁉ 2022.10.17

皆さんは棒倒しゲームをしたことはありますか?
砂や土で山を作って、てっぺんに木の枝とかの棒を刺して、
周りから少しずつ削りとって、最初に棒を倒した人が負けのあのゲームです。

私は子どものときによく棒倒しゲームで遊んでいました。

あの遊び、「今回は砂がサラサラだからちょっとずつ削ろう」とか、
「今日は土がまとまっているから、大きく削っちゃおう」とか、
無意識にやっていませんでしたか?

あれは、砂や土の湿り具合や一粒一粒の粒子の大きさの違いなどが影響する、
“流動性”が変わっていたことに無意識に気が付いていたからなのです。

では、こちらの2枚の写真を見てください。

 

どちらの粉末の方が“流動性が良い(粉末がさらさら)”だと思いますか?

答えは「写真①」の粉末の方が“流動性が良い”粉末となります。


「写真①」の粉末は“流動性が良い”ため、粉末がすぐ流れて低い山になります。
一方、「写真②」の粉末は“流動性が悪い”ため、粉末が流れにくく、高い山になります。

粉末のままのサプリメントや、粉末から作る錠剤サプリメントを作るときは、この“流動性”がとても大切なポイントになります。
“流動性”が悪いと、粉末が流れなかったり、ドサッと一気に流れたりするため、同じ重さのサプリメントを作れなかったり、そもそも作れなかったりします。
でもそれでは困るので、粉末の“流動性”を良くするために色々な素材や技術を使って、きちんと「どの袋」も「どの粒」も同じになるように開発を進めています。

販売されるときには表に出てこないポイントですが、「こんなところも考えながら作っているんだなぁ」と思っていただけると嬉しいです。