研究員奮闘記
ベージュ脂肪細胞ってご存じですか? 2023.07.31
生活習慣病の引き金ともいえる肥満。
私たちはたくさんの植物から抗肥満素材を見つけようとしています。

抗肥満のアプローチは複数存在していますが、
その中でも「ベージュ脂肪細胞化」なるものに着目しています。
そもそも‟脂肪細胞“とは…、
そう、「白色脂肪細胞」「ベージュ脂肪細胞」「褐色脂肪細胞」3種類存在していますよね!

白色脂肪細胞は脂肪をため込む細胞で、褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼して熱に変える細胞、この二つの細胞の中間的な性質をもつのがベージュ脂肪細胞です。
実は、
私たちの体の中で“白色脂肪細胞”が“ベージュ脂肪細胞”に変化することがあるんです!
たとえば、長期的な寒さに曝されると、体温維持のために熱を産生する細胞が増える現象、つまり「白色脂肪細胞のベージュ脂肪細胞化」が起き、太りにくい体になることが報告されています。
身近な植物の成分、玉ねぎの皮の成分などにも、この現象を誘導する物質が見つかっているんですよ。
すごいぞ ファイトケミカル!
私たちは、いろんな場面で植物によって生かされているんだな~とつくづく思います。

