自然に学ぶ研究通信

研究員奮闘記

青森工場出張編~③ 抽出液を粉末に 2022.08.15

研究員奮闘日記

3週連続でお届けした『青森工場出張編』も今回で最終回となります。
前回、植物からエキスを抽出して、そのエキスを濃縮したところで終わりましたので、次は最後の粉末化工程になります。
まずはドーンと今回使う製造設備をご紹介。

これはスプレードライヤーといって、エキスを粉末にする設備になります。
手前に見える、工場の2階から1(通常の建物の約3階分)まで突き抜けた大きなじょうごは、中で噴霧したエキスを熱風で瞬間的に乾燥させる役割をしています。
大きなじょうごで乾燥させた粉末はもう一度管を上がり、粉末だけを奥に見える回収缶に取り出します。

特徴としては熱を一瞬だけしか加えないので、色や味、香りなどの成分を残したまま粉末にすることができます。
普段よく目にする、「インスタントコーヒー」や「インスタント茶」でも使われる製造方法になります。

回収したエキス末は電動のふるいにかけて、粉末を均一化させます。

ふるいの途中を開けてみるとこんな感じ。
きめの細かい整った粉末がふるいの下に落ちてきます。

あとはこれを保管容器に回収してエキス末の製造は終了です。
今回の出張の目的は無事に達成できて良かったです。

この後は、つくったエキス粉末を香川県の研究開発センターに持ち帰って、様々な分析・検証に進みますが、それはまたの機会に。。。

これにて全3回の『青森工場出張編』は完結です。
お付き合いいただきありがとうございました!

とは言ったものの、無事に帰るまでが出張です。
最後まで気を引き締めて香川県に帰ります。(そして約9時間の移動。。。)

ではまた!