自然に学ぶ研究通信

研究員奮闘記

地方名と食材 2023.11.13

新しい有用な素材を探すうえで、
時代の移り変わりとともに顧みられることのなくなった食材や料理、風習を調べていると
同じ植物、食材でも別の名前で呼称・記録されていることはよくあります。
例えば、
 ・たっぽう(島根県)
 ・かっぽう(広島県)
 ・しゃじっぽ(岡山県)
 ・いたんぽ(香川県)
 ・いたずり(徳島県)

これ、全てイタドリという植物の地方名(地域ごとの呼称≒方言)です。
高知県では今なお親しまれていて、お浸しなどにして普通に食べられている食草です。


多くの地方名が付いている植物は、それだけ広く分布しており、
幅広く親しまれて、食経験が豊富だったことが分かります。
時代を超えて好まれる何らかの力が素材としてあるのかもしれません。